BUMP OF CHICKENの藤原基央、増川弘明、升秀夫が、ベース・直井由文の不倫スキャンダルを受けてバンドの解散を考えたとラジオ番組で語った。
ポンツカで語った責任の取り方と今後
こんばんは。
BUMP OF CHICKENのボーカル&ギター藤原です。
ドラムの升英夫です。
ギターの増川弘明です。
藤原:3人です。
この度のうちのベース担当のチャマこと直井由文に関する報道によって、ご心配とご迷惑をおかけして、お騒がせしてしまったことを大変申し訳なく思います。
一同:申し訳ありませんでした。
藤原:それに伴って先週は、毎週この枠の番組であるポンツカ放送できなくなってしまい、番組を楽しみにしてくださっていたみなさま、そしてbayfmのみなさま、大変申し訳ありませんでした。
一同:申し訳ありませんでした。
藤原:ご存知の方もいらっしゃられるかもしれませんが、チャマは活動休止にすることになりました。
ここからは僕藤原が、一人が主に話すことになりますが、これから話す内容は僕一人ではなく、ここにいるメンバー三人の総意になりますので、どうか聞いてください。よろしくお願いします。
一同:よろしくお願いします。
藤原:まず、ああいう報道が出て、もの凄く驚きました。ショックでした。
ずっと一緒にやってきたチャマから、ああいう報道が出てしまった。
ああいう事態をあいつが起こしてしまったこと、支えてくれてた人たちもたくさんいたのに。ということを思うと本当に悲しいです。
当然僕はこのことであいつと話しました。
めちゃくちゃ長く話しました。
そして、やっぱり怒りました。
どうしても納得できなかったし、許せなかったし、それをあいつは震えながらも逃げることなく聞いて受け止めていました。
このニュースが出てから世間の声というか、リスナーのみんなの声をずっと目の当たりにしてきました。
どう感じただろう?とか、事態が事態なだけに見るのも怖かったんだけど、やっぱ見なきゃいけないと思ったし、知りたかったし。
「もう聴けない」とか「嫌いになった」とか「嫌いになれないけど聴くのが怖い」とか「チャマふざけんな」とか。
あと中にはね、擁護してくれていた人もいたりしたんだけど、本当とにかくずっと見てました。
色んな声があったし、僕らも色んな気持ちになりました。
なんていうのかな、ここまで活動してくる歴史の中で自分たちはリスナーから大事にされてきたんだっていうことを、凄くそこに感謝してるつもりでいたんですね。
だけどあの、リスナーが僕たちを大事にしてくれているっていう、それは僕らが思っていた以上に、全然そんな思ってたよりもはるかに、もの凄く大事してくれてたんだなってことが本当にわかりました。本当に強く感じました。
こんなに大事にしてくれてたんだなと。わかってたつもりだったけど、全然わかってなかったなって。
僕らのリスナーには心に何らかの傷をね、負っている人も多いんじゃないかと思います。
これは20年以上ステージに立ってみんなに向けて、演奏してきて、歌ってきて肌で感じてきたことです。
例えば拭い切れないような後悔とか、恥ずかしさとか、いまだにズキズキするような消化しきれない、そういうものを治らない傷のように抱えてる人。
そういう人が僕らの音楽を、僕らが思っている以上にとても強く信じてくれて大切にしきてくれたんだなと。
そういう風に大切にしてもらっている、そういう風に大切にしてもらってた音楽を生み出して演奏する立場の側から人を傷つけてしまうような人間が出てしまった。
この事実はもうホント、なんていうか…こうなって、その時のリスナーの気持ちを考えると、とても言葉じゃ言い表せないっていうか、計り知れないっていうか、本当どんだけショックだったろうなって。
信じてくれてたのにこんなことになって、どれだけ腹が立ったのかなって、本当計り知れないっていう、本当に申し訳なく思います。
謝っても謝りきれないし、悲しいし、悔しいね。
やっぱり残念です。
キミたちに大切にしてもらっている音楽を作って演奏する立場の我々からね、人を傷つけてしまうような人間が出てしまったと、これは決して許されることではありません。
僕もこの事実を有耶無耶にして活動していくことはできません。
このままなあなあにしてそのままステージに立って、俺多分歌えないし、ヒデちゃんもヒロもな、演奏できないし、そういうとこにまで及んでしまった。
そのくらいのこと…なので最初は…あの、もうこのバンドはここで終わりにするしかないのかなって、これはチャマ一人の責任じゃないから。
キミたちは、僕らが四人でここまでやってきたっていう僕らの歴史の物語を、めちゃくちゃ凄く大切にしてくれてるから。
でもあのね、じゃあその、メンバーの一人がこういう事態を起こしたので僕たちのバンドの活動はここまでにします、ここで終わりにしますっていうのは僕たちをここまで大切にしてきてくれてたキミたちリスナーに対する責任の取り方として、どうしても正しいとは思えなかった。
それはやっぱ、問題の本質から逃げているとしか思えなかった。
そんなケジメの取り方は、一番キミたちに見せてはいけないものなんじゃないかなと思いました。
このことについて朝まで話し合うっていうのが何回もあって、その結果として、僕たちは何が何でもバンドとして音楽活動を続けなきゃいけないんじゃないかと思いました。
BUMP OF CHICKENとして音楽を鳴らし続けることだけが、ここまで僕らを大切にしてきてくれていたキミたちの信頼を裏切ってしまったことに対しての、責任の取り方として唯一のものだと思いました。
それしか無いと思ったし、それをやらなきゃと思いました。
というわけで、当面は三人での活動になります。
今僕たちにやれることを全力でやっていきます。
しっかり活動していきたいと思います。
この三人でのラジオをやるべきかどうかっていうのも迷ったんですけど、やっぱりこれも長く僕らを応援してくれているキミたちに対して、今できるベストの活動を責任持ってやって、それを見てもらうべきだろうと思いました。
しばらく三人ではありますが、来週からしっかり僕たちの番組ポンツカをやっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
一同:よろしくお願いします。
BUMP OF CHICKENのボーカル&ギター藤原基央とドラム升英夫とギター増川弘明でした。
一同:ありがとうございました。
色んな思いを抱えてこれからもBUMPを聴こうと思う
※以下、ネット上の反応
泣いたし、ちゃまのばかとは思う。
けど、続けることで責任を取るって3人が選択してくれて本当に良かったと思う
変わらずBUMPは好きだし応援する!
ポンツカの藤くんの最初の一声で泣きそうになった。
まぁチャマだしな、とも思うけども、仲間の事をすごく大切にしていると感じる。
そして、「続ける」という責任のとり方を選んだのが何よりもカッコイイ。
このハピハピな中、ようやっとポンツカをききました。
自分の中のもやもやした感情を藤くんが代弁してくれたようで、変だけど嬉しかったし分かってスッキリしたし、「償い」じゃ無くて「責任」って言ってくれて良かったって思ったし、やっぱりBUMP OF CHICKENを好きで良かったと思いました。
リスナーへの責任とかより、自分らの音楽を突き詰めるのが曲にとって一番いい形になるはずなので
藤くんが言葉を詰まらせて言葉を選んで話す様子に、改めてチャマ何してんよ!って気持ちになった😔辛い想いをされた人もいるのに無責任かもしれない。でもやっぱり解散という責任の取り方じゃなくて良かった。
色んな思いを抱えてこれからもBUMPを聴こうと思う。
泣いた。
3人の気持ちが伝わってきた。
リスナーをめちゃくちゃ大切にしてくれてるんだなぁって思った。
やっぱりどうしてもBUMPが好きなんだよなぁ……
リスナーを大事に思ってくれていることが伝わった。
辞めないでくれてよかった。解散しなくてよかった。私にも傷がある。だからこそバカヤローって思ったし、あーそりゃそうよねと諦めにも似た気持ちになったし。
でも、バンプとリスナーの存在が誰かを傷つけてるのが辛い。
藤くんが震えた声で、私たちリスナーのことを思って、自分たちも悔しいはずなのに…たくさん謝ってた。
あんな姿はホントもう二度と見たくない。
16年人生を共にした音楽です。
だから、藤くんが本当にみんなの気持ちを理解してて活動してたんだなって
再確認しました。泣きました。
コメント
コメント一覧 (1件)
政治家が失態を犯したとき良く使う言い回しよ、
「辞める事、辞職する事も考えましたが、職務を全うし職責を果たす事で
責任を取りたいと思います」
つまりは実際には辞める気は更々無いって事よw それと同じさw